早朝の鎌倉で心安らぐ夏のお花見

春は見事な桜景色で有名な鎌倉八幡宮ですが、夏はすっかりと姿を変え、境内に広がる池の蓮が見頃を迎えています。まだ人通り少ない早朝の鎌倉で夏のお花見、そしてそのあとは気になっていたあのカフェへ。心地良い静けさに心癒されるワンシーンをお届けします。

蓮の花は午後になると閉じてしまうため、朝の時間に見に行くのがおすすめです。早朝の鶴岡八幡宮はまだ人気が少なく、通勤、通学路として使う方々のみ。その中でも、たくさんの方が本宮に向かって一度お辞儀をされて通られているのが印象的でした。
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蓮の花は、泥水の中からしか立ち上がってこないことで知られています。それでありながら泥に染まることなく、境内の池一面に崇高に咲き誇るその景色は圧巻です。蓮の花の寿命はわずか4日間ほど。次の日に来たら見れない花もあったのかと思うと、感謝の気持ちが湧いてきます。
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美しいのは蓮の花だけではありませんね。なんとも言えない、大振りで立派な、愛らしい形の葉です。
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神秘的な静寂と蓮の美しさに心癒された後は、ライブラリー、ギャラリー、ワーキングスペースが併合し、クリエイティブな刺激を感じるカフェ、『HOUSE YUIGAHAMA』へ。アイスコーヒーに、歩いて火照った体が喜びます。
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美しい風景と気持ちの良い空間に、心は満たされ、豊かな気持ちに。海辺で過す夏の日とはまた違った良さを堪能した一日となりました。

鎌倉八幡宮の蓮の見頃は8月半ばまで。心地良い静けさが漂う鎌倉の朝、海とは逆の方向へ、夏のお花見へ行ってみるのはいかがでしょうか。


文・写真 平川 景都
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