彫金作家コナヤの独特の世界観

ほんわかとした優しい雰囲気の中に、どことなくユーモラスさが存在する彫金で表現されたコナヤの世界観。

大学でグラフィックを学び卒業後は、婚礼時の花嫁さんのさんかんざしを製作する会社に就職しそこで技術を学びました。プライベートが忙しくなりしばらく物創りから遠ざかっていましたが、12年のブランクを経て3年前程前から、創作を再開しました。自らのブランドを立ち上げ、名前はご実家のみかん農家の屋号と同じコナヤに。

創作の内容は毎回、展示のテーマに沿ったものになりますが、幼少期から山や海、川、植物、そして昆虫などが身近に育ったので、意識せず自然の生き物をモチーフにすることが多くなったそうです。





生き物がテーマの展示では、ナナフシ、ゾウムシ、ヘッピリ虫、ざとう虫などをリアルにそしてちょっと
ユーモラスに表現して好評を得ました。





かんざしは、浴衣にもワンピースにも似合うよう和洋折衷でカジュアルな雰囲気に。



アクセサリー類は各地のクラフト市で販売していて、日常的に身につけやすいアイテムを片耳づつ販売しています。



こちらは、シルクロードがテーマの展示でキルギスの石人をイメージしたもの。そこから派生して顔型キーホルダーは定番アイテムに。



他の仕事をしてた時期もありますが、どうせ同じ時間を使って働くなら好きなことをしようと物作りの世界に戻ったコナヤさん。今では、イベント時には多くの人たちが訪れる人気の作家さんです。