「パーマカルチャー」を実践
横溝さんがやりたかったのは無農薬の野菜づくり。なかでも、自然農とパーマカルチャーの考え方に共感し、実践しています。「例えば、雑草は根こそぎ抜かず、刈り取って敷き、土に戻します。また、相性のいいさまざまな野菜を混植したり、育てた野菜の種を取って翌年にまた撒いたり…と、ゆるやかに循環する畑をめざしています」。農薬も化学肥料も使っていないので、野菜は川でさっと洗うだけで食べられます。
ほとんど生でいただける野菜
ほとんどの野菜が生でいただけるのも、無農薬で採れたてだからこそ。「見たことがありますか? さやえんどうはこうして互い違いに豆が入っているんですよ」。さっとゆがいて食べても美味しい。横溝さんはかんきつとしょうゆを半々にあわせ、そこにエキストラヴァージンオリーブオイルを入れたドレッシングをつくってくれました。
会員制で週末農業体験や、単発のワークショップも
「エノコロ」では会員制で月に一度、週末に農業を楽しめる会や、写真の石釜でピザを焼いて週末を楽しむ単発のワークショップなども開催中。「東京からの方も多く、ピザの会は人気ですぐに満員になって埋まってしまいます。少しずつ小田原の地元の方の参加も増えているのがうれしいですね」。これから自然のある場所に住みたいと思われる方、老後を田舎で送りたい方、子どもたちに週末だけでも自然と触れ合わせたいと思う方。様々な人たちの思いが、エノコロに集まっています。
エノコロKolonihaveの輪を広げてゆきたい
横溝さんは現在もエディターをしつつ、エノコロの活動を広めています。「ワークショップも人気が出てきましたが、有休農地を再生し、こういう場所をあと二つ、三つとつくっていきたいという夢もあります。地元の人とももっと連携していきたい。みんなで土に触れ、身体を動かす楽しさを、いろんな方に知ってもらいたいな」。
エノコロの本も出ています
Kolonihaveをつくろうと奮闘し、その暮らしぶりを紹介する2冊の本が出ています。
『イェンスの畑づくり』『イェンスの畑のある週末』(ともにイェンス・イェンセン著、枻出版社、1200円+税)
『イェンスの畑づくり』『イェンスの畑のある週末』(ともにイェンス・イェンセン著、枻出版社、1200円+税)
私の楽しみ
もともと乗馬は好きだったのですが、この間、大王の馬たちと一緒に真鶴の海に入ったのは最高の体験でした。
馬はもともと泳ぐことができるくらいの動物なのだそう。今はまだ訓練中ですが、慣れれば海を怖がりません。
牧場では乗馬体験もしていますよ。
※ 野菜づくり体験、ワークショップ参加などの問い合わせは
日本コロニヘーヴ協会 http://www.kolonihave.com/
馬はもともと泳ぐことができるくらいの動物なのだそう。今はまだ訓練中ですが、慣れれば海を怖がりません。
牧場では乗馬体験もしていますよ。
※ 野菜づくり体験、ワークショップ参加などの問い合わせは
日本コロニヘーヴ協会 http://www.kolonihave.com/