今度の休日は、ぶらり江の島散策へ(1/3)

知らなかった江の島にきっと出会う、気まま歩きのすすめ

 片瀬海岸から江の島弁天橋を渡ると、江の島のたもと、参道の入り口に辿り着く。海に面して一際目をひく建物が、ご存知天然温泉やスパメニューが楽しめる江の島の観光施設えのすぱ。えのすぱの問い面、島の左側へと続く道沿いには土産物屋や食堂が並び、威勢のいい客引きの声が飛び交う。缶ビール片手にそぞろ歩き、店頭に並べられた貝や鮮魚を物色する観光客の姿に、訪れた人は観光気分がぐんとあがるはず。
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片瀬海岸から江の島へと向かう橋。江の島観光はここから始まります!
sandoiriguchi 江の島の奥へのアプローチは横道から行くのもありなのだけど、まずは王道、正面にそびえる青銅の鳥居をくぐり、江島神社へ続く参道コースで出かけてみましょう。この仲店通りはいつ来てもとても賑やかで、団子屋、食堂、雑貨屋、昔ながらの土産物屋が建ち並ぶ。人ごみの隙間にそっとそこだけ違う空間を広げる老舗旅館の入り口や、名物のタコせんべいの行列に並ぶカップルたち、昭和の時代で時間が止まってしまった雑貨屋の土産物コーナーを興味深さげに覗き込む外国人観光客の姿を眺めながら坂を上ると、正面に江島神社辺津宮へと続く大きな階段が現れます。朱色の大きな鳥居を超えれば、さっきまでの喧噪が嘘のように落ち着きのある境内の空間へと誘われるのが不思議。
 ここから先島内に入るのに、体力に自身のない方は上り専用エスカレーターのエスカー利用を。ちょっと急な部分もありますが、たいした距離ではないので、歩けそうな気がする人は徒歩コースをとるとしましょう。
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お土産屋にずらりと並ぶ大中小の招き猫を発見!
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食堂のウィンドーに並ぶのは昭和レトロなかき氷
 こちらでちょっと江ノ島神社の説明を。江島神社は島の北(一番手前)の辺津宮、中央の中津宮、西方の奥津宮、と三つの宮からなり、それぞれ田寸津比売命(たぎつひめのみこと)、市寸島比売命(いちきしまひめのみこと)、多紀理比売命(たぎりひめのみこと)と三人の女神が祀られる神社。日本三大弁天のひとつとも言われ、芸道上達や縁結び、そして財運向上にご利益があるとして知られています。
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