今週日曜日!シネマアミーゴで上映イベントが開催されます

今週4月5日(日)に逗子シネマアミーゴで上映イベントが開催されます。

2013年6月、[感じること=未来のカタチが想像できるようにー]をテーマに、音楽・言葉・映像を軸に構成し、開催されたイベント「音パフォーマンスotto&orabu fromしょうぶ学園」。※しょうぶ学園は、
障害を持つ人たちが地域社会でよりよく暮らしていくために、
障害のあるなしに関わらず、支援を必要とする人、
支援を提供する側といった枠を超え、
ものづくりをとおして、人が本質的に備えている創造する力を引き出し、
ともに恊働する者としてよろこびをわかちあえるコミュニティづくりをしている場所。このイベントは「魅ることによる音楽」「観ることによる言葉」「視ることによる映像」「みることによる創造」4つのコンセプチュアルな柱のもと、人間の「考える」行動以前にある「感じる」こととはなにかを問いかけたイベントであった。

あの感動の公演から半年。イベント制作にあたったNPO法人I have a dreamのメンバーであり映像作家である柵木志の作品「so : but [and]=1.2.3.4」が完成した。本作は、しょうぶ学園の創作活動の一つである音パフォーマンス集団「otto&orabu」をフィルターとして、純粋さに対する意識の変容について描いたドキュメンタリー映画である。先のイベントで「魅ることによる音楽」を表現した音パフォーマンス集団「otto&orabu」による当日のパフォーマンス映像とともに、彼らの活動拠点である知的障害者支援施設「しょうぶ学園」で撮影された彼らの日常の映像で構成されている。

創ることはすなわち生きること―素直さから夢想を育む。カメラのフレームはしょうぶ学園で暮らす人々が個々で自分自身に向き合う時に聴こえる心の響きを追いかける。それぞれの思い、事情、葛藤。喜びと。すべてが多様に繋がり合いながら紡ぎ出される物語。

誰かの心の響きが誰かの心の響きに触れた時に発見されるお互いの姿。不揃いでも美しく共鳴し合う音楽。彼らの日常における共鳴と彼らの音による共鳴。ステージとバックステージがクロスオーバーしながら、無意識で自由な、人と人の共振性の中で生まれゆく純粋な創造の根源に迫る。

日時:4/5(日)10:00/15:00/17:30
各回で柵木志 × 長島源の対談を開催致します
場所:シネマアミーゴ

『so : but [and] = 1.2.3.4 ーあらかじめ,情動の.』
企画:NPO法人 I have a dream
制作:(株)モーション・ビジュアル・ジャパン
撮影/編集/監督:柵木志
録音/音響効果:中村幸徳
音:otto&orabu
プロデューサー:イワタトシ子
ラインプロデューサー:松下幸春
アソシエイトプロデューサー:坂田いと美
広報/宣伝:伊藤薫子/渡辺万由美
タイトル・ロゴ:假屋昇平/上妻裕一/郡山義一/隅谷瑞/泰良茂雄/中村哲平/吉盛貢世
グラフィックデザイン:藤本康一
アソシエイト・デザイナー:正木なお
アシスタント・デザイナー:篠田将成
写真:三品鐘
75分

so : but [and]

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