今年もまた逗子海岸映画祭の季節がやってくる

普段は何もない静かな逗子海岸を舞台に、 クリエイター達が手作りで会場を造り上げ会期終了後、 何事もなかったかのように静かな元の逗子海岸へとかえっていきます。 GWを中心とした11日間突如出現しまた消えゆく、 まさに「夢」ような舞台。

10周年を迎える本年は、集大成として地元逗子を皮切りに 三浦半島や日本各地からのキーパーソンだけでなく、 世界各地でつながった人々やムーブメントを巻き込みながら逗子海岸と「地球の遊び方」を体感できる11日間となっています。

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旅をした経験と感覚、 出会った自然や人々と文化。 自然の中で人とカルチャーがリアルに交わるプラットフォーム。

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夢のような空間

エントランスを抜けると現れるのは、 異国の市場のような雰囲気の「BAZAAR」エリア。 地元の作家の作品が揃うセレクトショップ「Amigo Selection」のほか、 お花や雑貨、 洋服などのショッピングブースも充実。 ネイルサロンのあるビューティブースや映画祭の楽しい記憶を写す写真館、 波音を聞きながらマッサージも体験することもできます。また、 「スローファストフード」をテーマにしたオーガニックな軽食やスイーツ、 ドリンク、 自然派ワインなどもお楽しみいただけます。

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会場で開催されるワークショップは、 世界の料理やこども工作、自然環境を楽しく学ぶクラスまであらゆる方々が楽しめるコンテンツが揃えられています。また、 交流が続くインドネシア・ジョグジャカルタやスペイン・バスク、 タイなど世界中の仲間たちが映画祭のために例年通り来日予定となっています。 バルでは、 コンテストの優勝者であるバスク人シェフによる絶品ピンチョスや、 バスクのお酒「チャコリ」も提供します。 ジョグジャカルタの若きアーティストによるフェイスペインティングは、 キッズ達にも大好評!

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砂浜のラジオ局「RADIO CARAVAN」では、 音楽とスポーツをこよなく愛する「JAZZY SPORT(ジャジースポート)」が期間中のミュージックディレクションを担当。 日毎に変わるスペシャルなDJやミュージシャンが、 最高の音楽で砂浜を心地よく満たしてくれます。

本年度の作品ラインナップ

名作映画からドキュメンタリー映画、 ここでしか観られないオリジナルの映像作品や、 SNSで一般から募集した「#逗子海岸映画祭で観たい名作」まで、 10周年を盛り上げるにふさわしいタイトルを集めました。 毎日通いたくなるラインナップをお楽しみください。

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【上映作品】
☆「ネバーエンディング・ストーリー」1985年 
監督:ウォルフガング・ペーターゼン
毎年人気の名作映画。 バスチアン少年がとある本屋で見つけた「ネバーエンディング・ストーリー」は、 滅びゆく星のプリンセスを救う少年の冒険ストーリー。
その本を読みふけるバスチアンは、 いつの間にか本の世界へ入り込んでしまう。 満を持して上映の不朽のファンタジー。

☆「サヨナラCOLOR」2005年 
監督:竹中直人
記念すべき映画祭第一回目に上映された、 竹中直人監督による映画「サヨナラCOLOR」をアンコール上映!名曲『サヨナラCOLOR』を想起し竹中が馬場と共同で脚本を執筆。
ヒロインに原田知世を迎えて描く大人のラブストーリー。 ハナレグミとクラムボンナタリー・ワイズらが音楽を担当。

☆「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ アディオス」2018年 
監督:ルーシー・ウォーカー/製作総指揮:ヴィム・ヴェンダース
音楽好きの来場者からも好評な音楽をテーマとした映画。
今年は、 日本でも大ヒットを記録した「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」から18年を経て、 現メンバーによる最後のツアーを追ったドキュメンタリーをピックアップ。 (C) 2017 Broad Green Pictures LLC

☆「黒猫白猫」1998年 
監督:エミール・クリトリッツァ
知るも知らぬも砂浜で心を合わせて笑う、 コメディ映画も逗子海岸映画祭のマストコンテンツ!ドナウ川のほとりに暮らすジプシー一族、 博打好きが高じて巻き起こる、 若者の恋愛や石油列車強奪計画といったエピソードを、 陽気にストレートに描いた大爆笑のドタバタコメディ。 (C)1998 PANDORA FILM GmbH & Co KG, CIBY2000, FRANCE 2 CINEMA

☆「父を探して」2016年 
監督:アレ・アブレウ
昨年荒天により上映できなかった本作品をリベンジ。 第88回アカデミー賞長編アニメ映画賞にノミネートされるなど世界の映画祭で話題となったブラジル発、 全編セリフなしのアニメーション。 ある日、 少年の父親は出稼ぎのためにどこかに旅立ってしまった。 父親を見つけて、 家に連れて帰ることを決意し旅に出た少年を描く。

☆「Sound System」2017年 
監督:Seb Carayol & Katie Callan
1950年代のジャマイカのゲットーエリアで突如始まった音カルチャー「サウンドシステム」。 ピックアップトラックにターンテーブル、 アンプ、 スピーカーを乗せたら、 移動式 DISCO「サウンドシステム」出動準備完了!世界中を巡る貴重な映像とファットなサウンドを総まとめ一挙公開!

☆「Play with the Earth」2019年 
監督:志津野 雷 編集:瀬木 暁
CINEMA CARAVAN代表の志津野雷が監督として指揮をとる、 オリジナルの映像作品「Play with the Earth」。
自然や人々の暮らしにフォーカスして、 旅の中で感じた想いを映像に託し、 仲間のミュージシャンたちが即興で美しい旋律を添えていく。 2017年の初演より、 旅を続けることで進化する「終わりなきロードムービー」の最新版。 一夜限りの新しいスクリーン体験をお見逃しなく。


参加アーティスト

今年も 素晴らしいアーティストが参加予定です。 第一回目より登場している竹中直人さん率いる「オレンジ気分バンド」や、 6年連続出演するブロードキャスターのピーター・バラカンさんによる目の前で体験するバラカンミュージックショー。

これまでのキッズデイの出演でも人気者!「ともとも」こと山口ともさんによるガラクタ演奏と砂絵アーティストの田村祐子さんとのコラボレーション。

即興演奏を交えた音楽と映像を融合させたパフォーマンスで知られる「CINEMA dub MONKS」より曽我大穂さんも登場。『Play with the Earth』の映像に美しい旋律を奏でるのは「Play with the Earth orchestra」。 シネマキャラバンのメンバーである☆.A/NAOITOや長島源のほか縁あるミュージシャンで構成されたこのオーケストラのライブな映像体験が楽しみです。

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地球を取り巻く自然環境や社会情勢が変化し続ける中、 自分自身で思考しアウトプットできる知性と豊かな人間力を育むこと。 これが「逗子海岸映画祭」からのメッセージです。

第10回逗子海岸映画祭開催概要

会場 : 逗子海岸 
日程:2019年4月26日(金) - 5月6日(月祝) 11日間
開場:11時-上映終了時 (4/27は15時開場となります。 )
映画上映:19時
入場料金:一般 ¥1,500 高校生 ¥1,000 中学生以下無料 (※中高生ともに要学生証)( ※ 逗子市民の方は身分証明証の提示により 500 円)
内容: 国内外映画上映/ライブ・トークショー/ 各種ワークショップ
主催: 逗子海岸映画祭実行委員会 / 共催 : 逗子アートフィステバル
協力:逗子市、 逗子市観光協会、 逗子市商店街連合会 / 後援 : 逗子市教育委員
※プログラム・出演者につきましては予告なく変更になる場合があります。 予めご了承ください。
逗子海岸映画祭
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