エシカルをもっと身近に。「エシカルフェスタ2016」レポート
2016.05.22
2016年5月14日(土)、稲村の海を見下ろす素敵なスペース「SIMPLE HOUSE」で開催された「エシカルフェスタ2016」
一般社団法人エシカル協会の主催によるこのイベントは、代表理事でありフリーアナウンサーとしても活躍される末吉里花さんが中心となり、そもそもエシカルとは?エシカルを日常に取り入れるには?など、エシカルを知り体験することをテーマとしたフェスタでした。
一般社団法人エシカル協会の主催によるこのイベントは、代表理事でありフリーアナウンサーとしても活躍される末吉里花さんが中心となり、そもそもエシカルとは?エシカルを日常に取り入れるには?など、エシカルを知り体験することをテーマとしたフェスタでした。
エシカルを日々の暮らしで楽しむ
地元鎌倉を中心としたこだわりのショップが並ぶマーケットは、どれも本当に素敵。
折しも5月14日は世界フェアトレードデー。会場にはフェアトレード商品も並んでいました。
折しも5月14日は世界フェアトレードデー。会場にはフェアトレード商品も並んでいました。
ザンビアで作られるバナナペーパーを加工し、紙製品を製造しているミヤザワ株式会社さん。
バナナペーパーは、ザンビアで廃棄されているオーガニックバナナの茎から繊維を取り出し、日本の越前和紙の技術を用いて作られるペーパー。
バナナペーパー産業の誕生により、ザンビアの小さな村に雇用がうまれ、現地の人びとの貧困の解決にもつながっているとか。
柔らかな手触りと優しい色合いを持つバナナペーパーはとっても素敵。色々な場面で活用できそうです。
バナナペーパーは、ザンビアで廃棄されているオーガニックバナナの茎から繊維を取り出し、日本の越前和紙の技術を用いて作られるペーパー。
バナナペーパー産業の誕生により、ザンビアの小さな村に雇用がうまれ、現地の人びとの貧困の解決にもつながっているとか。
柔らかな手触りと優しい色合いを持つバナナペーパーはとっても素敵。色々な場面で活用できそうです。
白木夏子さんトークショーや音楽ライブも
午後からは、エシカルジュエリーの先駆者としてだけでなく、起業家としても日本を代表する女性のひとり、白木夏子さんのトークショーが開催されました。
白木夏子さんと言えば、ジュエリーブランド「HASUNA」代表として、日本のみならずグローバルに活躍されている女性。
末吉さんとのトークショーでは、そもそも白木さんがエシカルジュエリーブランドを立ち上げようと思ったきっかけや、現在の取り組み、さらには今後の展開について聴くことができました。
美しくきらびやかなジュエリーが、実際にどのような場所で、どのような人たちによって、どう作られているのか。
こういった知識を得ることで、たったひとりの消費行動であっても、世界がより良い方向へと向かうことにつながるのかもしれない、という希望を持つことができる、そう感じました。
末吉さんとのトークショーでは、そもそも白木さんがエシカルジュエリーブランドを立ち上げようと思ったきっかけや、現在の取り組み、さらには今後の展開について聴くことができました。
美しくきらびやかなジュエリーが、実際にどのような場所で、どのような人たちによって、どう作られているのか。
こういった知識を得ることで、たったひとりの消費行動であっても、世界がより良い方向へと向かうことにつながるのかもしれない、という希望を持つことができる、そう感じました。
会場の皆さんも、真剣に白木さんのお話に耳を傾けていらっしゃいました。
鎌倉のミュージシャンとして人気を博してる小川コータ&とまそんさんのライブは、会場にいた小さなお子さんから大人までが一体となるような、そんなピースフルな空気が流れていました。
稲村の海をバックに聴く小川コータ&とまそんさんの音楽は、まさに至福。
おふたりの奏でるハーモニーを聴きながら海を眺めていると、しみじみ幸せを感じると同時に、この幸福感が世界中に広がったら素敵だなあ、と思いを馳せてしまいました。
たったひとりの人間ができることはごく僅か。けれども、この小さなアクションがやがて大きなムーブメントとなります。
世界にはまだまだ私たちの想像をはるかに超えるような問題が山ほどあります。そんななかで、私たちは今できることを常に考え、平和な国、日本だからこそできる取り組みを着実に実行してゆく....。
エシカルを楽しみながら、ゆっくりと、そしてしっかり考えて実践してゆこう、そんなことを改めて感じた一日でした。
[一般社団法人エシカル協会]
取材・テキスト/asami
おふたりの奏でるハーモニーを聴きながら海を眺めていると、しみじみ幸せを感じると同時に、この幸福感が世界中に広がったら素敵だなあ、と思いを馳せてしまいました。
たったひとりの人間ができることはごく僅か。けれども、この小さなアクションがやがて大きなムーブメントとなります。
世界にはまだまだ私たちの想像をはるかに超えるような問題が山ほどあります。そんななかで、私たちは今できることを常に考え、平和な国、日本だからこそできる取り組みを着実に実行してゆく....。
エシカルを楽しみながら、ゆっくりと、そしてしっかり考えて実践してゆこう、そんなことを改めて感じた一日でした。
[一般社団法人エシカル協会]
取材・テキスト/asami