創作の喜びで人と人をつなげる陶芸 "ときわ工房"
2018.02.14
陶芸家・豊田麗さんが主宰する極楽寺にある "ときわ工房"。ユニークな器創りのワークショップを開催し、創作の喜びで人と人をつなげています。
鎌倉出身の陶芸家・豊田麗さんは愛知県瀬戸市で陶芸を学び、同市製陶所に勤務した後、横浜の陶芸工房の仕事に就きました。そこでは、陶器で作れるものは何でも幅広く作っていたそうです。
違った方向性を模索している時に、バルセロナの郊外にあるアルティガス財団が運営する工房で、日本人の陶芸家を探していると知人から紹介され、その仕事に就きました。豊田さんは大学でスペイン語を学んでいたので言語の問題もなく、充実した日々を送ることができました。伝統技法が確立している日本の陶芸に対して、アルティガス工房の自由な発想で手法も型に囚われず表現していく様は、とても刺激になったそうです。
人里離れた山奥でアーティストのアルティガスさんの奥様(偶然にも鎌倉出身)の菜園の採れたて野菜を食べさせて頂いたり、夜になると野生動物の息づかいが感じらるような豊かな自然の中で貴重な経験をしたそうです。
鎌倉出身の陶芸家・豊田麗さんは愛知県瀬戸市で陶芸を学び、同市製陶所に勤務した後、横浜の陶芸工房の仕事に就きました。そこでは、陶器で作れるものは何でも幅広く作っていたそうです。
違った方向性を模索している時に、バルセロナの郊外にあるアルティガス財団が運営する工房で、日本人の陶芸家を探していると知人から紹介され、その仕事に就きました。豊田さんは大学でスペイン語を学んでいたので言語の問題もなく、充実した日々を送ることができました。伝統技法が確立している日本の陶芸に対して、アルティガス工房の自由な発想で手法も型に囚われず表現していく様は、とても刺激になったそうです。
人里離れた山奥でアーティストのアルティガスさんの奥様(偶然にも鎌倉出身)の菜園の採れたて野菜を食べさせて頂いたり、夜になると野生動物の息づかいが感じらるような豊かな自然の中で貴重な経験をしたそうです。
常盤で誕生した "ときわ工房"
帰国後は、地元鎌倉で工房を立ち上げました。最初は常盤でスタートしたので、"ときわ工房"と名付けました。現在は極楽寺に移転し、豊田さんのお人柄がうかがえるような、静かな趣きがある可愛らしい作品創りに取り組んでいます。
ユニークなコラボレーション
豊田さんは器創りの体験を様々な形でのコラボレーションで展開しています。
盛り付けデザイナーの飯野登起子さんと”鎌倉を盛る"と題して、器作りと盛り付け学のコラボレーションというユニークなワークショップは随時開催しています。”鎌倉を盛る Vol.4" では、”バラッツカレーを盛る"として極楽寺のご近所のバラッツ氏(スパイスの卸販売会社アナンコーポーレション3代目)に協力頂き、生徒さんの自作のカレー皿に鮮やかにカレーを盛り付けるというワークショップを開催しました。
また、バラッツさんとの共同企画でオリジナルのチャイを調合し、それを楽しむ陶芸のチャイカップを創る会も開きました。
別の機会では、お抹茶をいただくためのお茶碗作りのワークショップを開催し、表千家の先生にご協力頂き鎌倉のお寺で肩肘張らないお茶会をしていただいた事もあったそうです。
4月には、"鎌倉を盛る Vol.6" として丼鉢&レンゲ作りを開催する予定です。春からはカレー皿作りを数回企画していて、夏には前述の極楽寺のご近所のアナン邸で自作の器持参の大カレーパーティーを予定しているそうです。
創作の喜びで人と人をつなげる陶芸家・豊田麗さんのアイデアは尽きません。
ときわ工房
盛り付けデザイナー飯野登起子さん
text:yukie mori
盛り付けデザイナーの飯野登起子さんと”鎌倉を盛る"と題して、器作りと盛り付け学のコラボレーションというユニークなワークショップは随時開催しています。”鎌倉を盛る Vol.4" では、”バラッツカレーを盛る"として極楽寺のご近所のバラッツ氏(スパイスの卸販売会社アナンコーポーレション3代目)に協力頂き、生徒さんの自作のカレー皿に鮮やかにカレーを盛り付けるというワークショップを開催しました。
また、バラッツさんとの共同企画でオリジナルのチャイを調合し、それを楽しむ陶芸のチャイカップを創る会も開きました。
別の機会では、お抹茶をいただくためのお茶碗作りのワークショップを開催し、表千家の先生にご協力頂き鎌倉のお寺で肩肘張らないお茶会をしていただいた事もあったそうです。
4月には、"鎌倉を盛る Vol.6" として丼鉢&レンゲ作りを開催する予定です。春からはカレー皿作りを数回企画していて、夏には前述の極楽寺のご近所のアナン邸で自作の器持参の大カレーパーティーを予定しているそうです。
創作の喜びで人と人をつなげる陶芸家・豊田麗さんのアイデアは尽きません。
ときわ工房
盛り付けデザイナー飯野登起子さん
text:yukie mori