正反対の季節へ。家族でNZプチ留学

日本が夏休み真っ只中の8月中旬、地球の反対側にあるニュージーランドは真冬。
ホリデーがまだまだ先の現地の子供たちは元気に学校へ通っています。
今回の取材先は、ニュージーランドの南島はクライストチャーチから車で1時間ほどのところに位置するメスベンという町。
9歳と8歳の男の子とママの2週間にわたる3人旅。パパは仕事でお留守番です。
この旅の目的は、2人の男の子を現地の小学校にプチ留学させるため。
留学というとお金の事、VISAの事、治安の事など、なかなか簡単に行動に移せないのが現実です。
しかし、ここメスベンでは、小学校から高校まで数日からの短期間でも生徒を受け入れてくれるシステムがあり、日本から夏休みを利用してやってくる家族が年々増えています。

今回、子供たちが通った学校は「Our Lady of The Snow」という小さな私立小学校。
日本人は他に一人もいません。個人のレベルに合わせ無理はさせないのがプチ留学のルール。初日を終えた2人の感想を聞くと「楽しかった！友達できたよ。」の頼もしい声。その次の日も、また次の日も学校から帰ると聞こえる「楽しかった！」の声に、心配だったママも安心した様子。朝から下校まで、現地の子供達と机を並べ、同じ時間割をこなしていました。その内容は、日本からの子供たちが退屈してしまわないように、先生が一生懸命工夫を凝らしたアクティビティー中心のカリキュラム。クラスメイトも優しくお世話をしてくれていました。

子供たちが毎日元気に楽しく学校生活を送れたのも、毎日のお弁当と車で送り迎えしてくれたママのお陰。学校にお迎えに行くと、地元のママたちが気さくに話しかけてきてくれます。
メスベンは小さな町。滞在したコンドミニアムも、学校も、レストランも、病院も、映画館もすべてが小さな町の中にあります。おしゃれなカフェの女主人は、すっかり顔なじみ。英語が話せなくても、こんなに短い滞在でママ友達も出来ました。これも小さな町だから起こる、温かい歓迎。子供が学校に行っている間に、近くの町までショッピングに行ったり、絶景の観光スポットでランチをしたり、ママもニュージーランドを満喫。広い空に大きく深呼吸しながら、旅の充実感に浸っているようでした。

週末には、近場の観光スポットに出かけて行きました。
近くのスキー場や、車で2時間ほどのところにあるテカポ湖やアカロアでは、あまりの美しさに思わずシャッターを押して日本のパパに送信・・・
ビーチ沿いのカフェでのんびり休憩したり、ショッピングモールで買い物をしたり、地の食材を堪能したり、週末をたっぷり満喫。そうしたら日曜の夜に日本のパパから連絡が。
「明後日、そっちに行くよ！」仕事で日本に一人お留守番だったパパがニュージーランドに来ることに！！
こんなに美しい壮大な自然の中にいるママと子供たちのたくましい姿を見たら、パパもじっとなんてしていられなかったのですよね、きっと。

パパも加わって、疲れが出そうな旅の後半も子供達は元気いっぱい！
学校での様子を見ることができたパパとママはこの旅を選んでよかったと満足の笑み。
あっという間に過ぎていったプチ留学。学校の友達や、町の人たちに別れを告げて、最後の2日間はクライストチャーチ市街のホテルに滞在。
ケーブルカーやゴンドラに乗って市街観光やショッピング。博物館を見たり、マーケットで大道芸人を眺めながら、名物Ｂ級グルメをほおばったり。ちょっぴり見慣れた街並みが心地よく、すっかり英語にも耳が慣れてきたよう。旅の最中に行きたい所に自分で行ける自由さに、足取りも気分も軽快な様子でした。

2週間でしたが、随分と濃く充実した旅。
来年もきっと帰ってくるよと、現地コーディネーターのニッキーと交わしたお別れのハグ。
何だか家族と別れるようなさみしさを感じながらも、旅の充実感でいっぱいのママ。
もう、レストランのオーダーもお店の人が言っていることもわかるようになった子供達は、何だかすっかりたくましい顔。
こんなに気軽にできるプチ留学。でも充実度は他にないほど・・・
現地の手配など全て日本語対応のスタッフが、丁寧にコーディネートしてくれます。
子供の学校だけでなく、その他のアクティビティー、ファームステイ、ママのための語学学校、料理教室。パパのためのアウトドアアクティビティー等。希望に沿った旅のプランをお手伝いしてくれます。
今度は、夏のニュージーランド！
青々とした大地と、ターコイズブルーの海を訪れたいと思いました。

8月16日　　成田発　Air New Zealand

8月17日　　現地到着　

8月18日　　学校スタート
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8月21日　　週末のプチ旅行

8月22日　　週末のプチ旅行

8月23日　　登校

8月24日　　スキー体験

8月25日　　登校
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8月28日　　クライストチャーチ滞在

8月29日　　クライストチャーチ滞在

8月30日　　帰国

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