飾らず大人の時間をすごしたい、長者ヶ崎のギャラリー+カフェ(1/2)

潮風と太陽の光があふれるカフェ「Atelier23.」

葉山 長者ヶ崎の海を一望する134号沿いに、世界各国のヴィンテージ雑貨や写真作品、フランスをはじめとする子供服などハイセンスなアイテムを揃えたギャラリー+カフェ「Atelier23.」がOPENしました。

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7月にオープンしたばかりの「Atelier23」は、心地よい湘南の暮らしを提案する「PAPAS HOME」の代表だった井手しのぶさんが、代表を退いた後フリーランスとなり、自宅のガレージ部分をリノベーションして始めた店。
住んで4年めとなる自宅だからこその、付け焼き刃じゃない生き生きとしたグリーンに彩られた入口。特徴的なタイルが敷き詰められた、海を一望できるテラスを抜けて。大きなスプーンのドアノブと、素朴な文字で書かれた看板がわくわくさせる。
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建築デザイナーの井手さんは、光と風が流れるような空間に、フランスやモロッコなど、どこか異国情緒あふれるテイストをちりばめたデザインに定評がある。もちろんリノベーションはお手のもの。素材やアレンジを知り尽くした井手さん自らの手で約2ヶ月間かけて変身したショップ部分は、もとガレージとは思えないほど居心地の良い空間に仕上がっている。
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旅のあいだにいつの間にか集まったものたち

店内の飲食スペースは、大きなカフェテーブルのみで6人ほど座れるようになっている。両壁にはそれぞれ、世界各地を旅する間に集めたものたちが並んでいるのだが、新しいもの、古いもの、アート作品、名も知れぬ人々の古い写真など、彼女の審美眼で選ばれたものが絶妙な配置で置かれている。ふと手に取ったカードに「小さなノートやカード類がどうにも好きで、つい買っちゃうの。」と笑う井手さん。
パリ在住のアーティストによる作品集、バリの小さなかごの隣には古い薬品瓶、ドアノブ。居心地よさそうな雑貨を見ていると、これらを自分の家連れて帰ったとして、どこに置いたら素敵かしばし空想してしまう。
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古いもの、新しいもの。色とりどりの小さな雑貨

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ショーケースの上にはアフロをかぶったぬいぐるみが。作家さんによりハンドメイドで作られる「アフロわんこ」は愛犬や愛猫の写真をプリントして作ってくれるそう。足の部分は井手さんが買い付けたフランスのデッドストック生地から選べる。バッグに付けられるストラップタイプもあるそう。¥4,500
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ショーケースの中は、パリで買い付けたというデッドストックのボタンや、セルロイドの髪飾り、アンティークのリネンやヴィクトリア時代の繊細なポーチなどが並んでいる。

"Les vêtements d'enfants" フランスのこども服

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店内をぐるりと見渡すと、階段下の小さな空間に秘密のクローゼットように小さなこども服が掛かっていた。フランスのヴィンテージと、パリのエスプリ溢れるシックな現行品が中心だ。店頭の1サイズのみなのでぴったりのシンデレラサイズがあったらお早めに。
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全体にピンクのお花が刺繍された可憐なドレス。懐かしいチェック柄のワンピース、水兵さんのアップリケが施されたチュニックなど。今では見られない素朴なデザインがかわいい。アンティークのこども服は¥8.000前後。今後はママとこどもがお揃いで着られるような、セミオーダーのラインも増やしていくそう。
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