シンガポール、母子らくらくツアー(2/3)

毎日の習慣にしたい、ドラゴンフルーツ

彩りがトロピカルなレッドドラゴン。
涼し気なガラスの器によく似合う
スイカ、イチゴ、バナナから、マンゴー、ドリアンなど、待望のトロピカルフルーツ食べ放題な生活。私は毎日のように、ジャックフルーツなど、日本でなかなか食べられないトロピカルフルーツの虜に。なかでもドラゴンフルーツに夢中になった。日本では果肉が白いのが一般的だが、中まで皮と同じショッキングピンクで、見た目いかにもトロピカルなレッドドラゴンフルーツがお気に入り。いくつか食べるうち、味に個体差がある気がして、鱗片がしなびて悪くなりかけたのを食べてみたら、甘みと酸味がくっきり濃厚な味わい。長芋のようにツルッとした食感がクセになる。美味しいうえ、美容効果もあり、栄養面では、ポリフェノールの一種、ベタシアニンという色素が含まれ、強い抗酸化作用でがん予防の作用もあるとか。いいこと尽くしのドラゴンフルーツは、国内では7月中旬〜11月にかけて流通(約3500円/2kg)します。

ボールプールにダイブ!

到着2日後、Dempsey Hill(デンプシーヒル)というエリアのインドアプレイグランド「Go go bambini」へ。ボールプール、滑り台など、ビニール製のパーツを組み合わせ、3階建になっている遊具なのだが、どの子も大はしゃぎ。ここは、シンガポールの縮図かと思うほど、さまざまな肌色の子が遊んでいる。飛び交う言語も、英語、中国語など、じつに多様。そんなことはおかまい無しに色んな子にちょっかいを出し、ボールプールにダイブして遊ぶ娘。ここ以外にTurf City内にあるFidgetsと、リピートしてお世話になった。システムはいたってシンプル。受付で入場料(17SGD=約1200円)を支払い靴下を履く(大人も)だけ。併設のカフェで、小腹が空いたらランチやおやつができる(ノーキャッシュでカードを提示すると課金され、出口で精算する)。子どもが遊び疲れたら、カフェ&グローサー、Jone's the grocerへ。ワインやこだわり食材の物販をおこなう人気店らしく、地元のビジネスマンもちらほら。後日、デンプシー内のSammy's curryに、ふたたび北インド料理を食べに来た。バナナの葉の上にカレーをサーブされるUnlimited Tali式で、Palak Panirやダルなど、北インドのカレーやサクサク美味しいパパットが楽しめる。テーブルマナーにキッズが(ママも!?)疲れたら、手づかみOKのフリースタイルで、ストレス解消になるかも?
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デンプシーヒルは、レストランのほか、
ファニチャーショップが有名とか。
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ボールプールがたいそう気に入った様子
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なかなかお風呂からあがってきません
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カフェ(入口でもらったカードを提示)で、
小腹が空いたら食事、お茶ができる
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店員さんもキリッとハンサムなJone's grocer
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シンガポリアンのキャリアウーマンが
ビジネスランチ(たぶん)をしている
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外のテラス席でお茶するマダム。
朝のうちならまだしも、けっこう暑いと思います
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Sammy's Curryは、バナナの葉がお皿。
インドに来たような気分が味わえる
Go go bambini
http://www.gogobambini.com/

fidgets
http://www.fidgets.com.sg/

Jone's the grocer
Block 9 #01-12 Dempsey Road, Dempsey Hill
電話 6476 1512
http://www.jonesthegrocer.com/

Sammy's curry
25 Dempsey Road
電話 6472 2080
http://www.samyscurry.com/contactus.html

グリーン、グリーン

動物園、Jurong Bird Park、植物園は、どれもエンターテイメント性が高くて優劣つけがたい。まずは動物園。柵越しに動物を見ることがほとんどないというほど、動物たちがのびのび暮らしている印象。子どもの遊び場、Kids Worldは、ポニーライドや、遊具のあるプールで水遊びができる。隣にあるナイトサファリも一見の価値あり。お次のバードパークは、極彩色の鳥のほか、森の人、オランウータンに会える!レインフォレストSHOWでは、密猟に来た伐採業者をサイチョウやカワウソが退治するという教育的シアターがくり広げられ、森を守る使命を教えてくれる。敷地が広いので、日中は園内の空中を走るモノレールがおすすめ(5SGD=約350円/1周)。一方、植物園は、朝食がてら、観光に疲れてのんびりしたいときにぴったり。トロピカルな植物とせせらぎの音が楽しめるオープンカフェ「Les Amis」は、地元で人気のレストラングループのカフェだそう。朝食のあとは芝生を目指そう。キッズが遊んでいる間に、日陰でうたた寝が気持ちいい。マイナスイオンを吸い込んで、心身ともにリフレッシュしたら、子どもと一緒にボール遊び。朝食といえば、動物園でもオランウータンとたべる、みたいなコンセプトもあるので、早起きして食べに行きたい。いずれも動植物を観察できるのはもちろん、生き生きとした樹々が心を潤し、ふと見上げた景色がファインアートのようで、ハッと息をのむ瞬間がある。
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ホワイトタイガー
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マレーバク
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ポニーライド
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エレファントライド
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動物園内、一幅の絵のような水のある風景
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キッズワールド
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サイチョウ
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テングザル
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Batanic gardensの芝生。
思いっきり走り回ったり、ゴロンと寝転がれる
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池に映るトロピカルフォレスト。
シンガポールの生物多様性の豊かさを物語っている
Singapore Zoo(動物園)
http://www.zoo.com.sg/

Jurong Bird Park
http://www.birdpark.com.sg/

Botanic Gardens Singapore(植物園)
http://www.sbg.org.sg/

ホテルでDim Sum♪

シンガポールは、ラッフルズ・ホテルをはじめ、老舗ホテルから、デザイナーズホテルまで、ラグジュアリーなホテルが沢山ある。今回は、2009年3月OPENの「カペラ シンガポール」老舗「グッドウッド・パークホテル」2つのホテルでDim Sum(点心)をいただいた。前者は、ユニバーサル・スタジオ・シンガポールなど、観光資源の開発が進むセントーサ島の小高い丘にたたずむ英国コロニアル調ホテル。白黒モノトーンを基調としたシックなモダンダイニングで伝統料理を楽しめる。子連れ客が多くてリラックスした雰囲気で、ベビーチェアも完備。一方、グッドウッド・パークホテルは老舗の風格。シンガポールでもっとも人気のあるレストランとあって要電話予約。シンガポリアンの有閑マダムが円卓を囲んで集会をしていたり、ビジネスマン風の方がちらほら。テラス席は、子どもが食後に遊べる砂利スペースあり。肝心の点心のお味は、Min Jiangに一票。
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Capella Singaporeは日本からの観光客にも人気とか。
スマートフォンに救われる瞬間
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Min Jiangのテラス席。
低層のコロニアルスタイルの建築で抜け感が気持ちいい。
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テーブル担当の韓流スターっぽい
イケメンお兄さんに抱っこされてゴ機嫌な娘。
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グッドウッド・パークホテルで定評あるドリアンのスイーツ。
私はひと口でギブ。
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