シンガポール、母子らくらくツアー(3/3)

チャイナタウン

シンガポール名物のかき氷を求めて、いざ中華街へ。はじめに向かったのは、日本料理の名店「後藤」の並びにあるThe Club Hotel。このホテルの「Le Chocolat Cafe」で、まずは腹ごしらえ。モノトーンでシックな空間に、フィリップ・スタルクやパントンチェアなど、デザインチェア、おしゃれです。ソファ席なので、キッズは折り紙やおままごとで思い思いに遊ぶ。ボリューミーなサンドの食休みをしてから炎天下の街へくり出すも、Trengganu St.を少し歩くと、もう汗が吹き出て仕方ない。早速お目当てのTemple St.の味香園甜品でクールダウン。冷静になって見ると、チャイナタウンの建物、ショップハウス(1Fが店で2Fが住居の建築スタイル)がずらり。装備に関して一言。日中、外出するときは水筒は必携でした。とにかく朝早めにスタートして、昼時はスローダウンして涼んで休憩がいいかも。その代わり、日没は19時過ぎ、遅くまでショッピングエリアはやっています。感覚的には日本と2時間程ずれる感じ。16時が真っ昼間の14時、17時くらいかと思って時計を見ると19時台でした。つまり、就寝時刻が遅くなりがちなので、お昼寝するのがよいかと。
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The Club Hotelのカフェ
「Le Chocolat cafe」
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ガラスケースにはショコラやケーキが
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こちらのサンドはポーション大!
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白黒リノリウムがのぞく廊下で
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ショップハウスの壁に貼られたキュートなタイル
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Mei Heong Yuen Dessert
(味香園甜品)の店先で
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背高のっぽのSnow Ice。
ふんわりクリーミー、甘さひかえめで食べやすい
The Club Hotel
http://theclub.com.sg/

Mei Heong Yuen Dessert(味香園甜品)
65-67 Temple Street
電話 6221-1156

ベイフロントがアツい

青空を突き刺すようにそびえ立つ
超高層ビル群
マーライオン×クラークキー、セントーサ島×伊藤豊雄が設計を手がけたVIVO CITY、ドリアンの呼称で親しまれるエスプラナードなど、数ある観光&ショッピングスポットの中でも、もっとも新しいのがマリーナベイ。すでにカジノ、コンベンションセンター、シアター、ショッピングモールがグランドオープンし、来年には植物園もできるとか。マニラ湾を囲むようなウッドデッキのお散歩道は、フューチャリスティックな建築物を眺めながらブラブラするのにうってつけ。マリーナベイのランドマーク、「マリーナベイサンズ」は、ビルの上に船が漂着したような、いかにも近未来的な建物。カジノやラグジュアリーブランドのブティックが数多くテナントで入っている。隣には手のひらを丸めたような形のArtScienceミュージアム。こちらは、ベビーカーで入場可、子どものお絵描きスペースあり。常設のダリは、らしくない(?)作品やポートレート写真がコンパクトに展示されていた。ランチをとるなら、マリーナベイサンズ内のフードコートへ。ローカルフード、インド、タイ、ラーメンなどが選べて、目の前にローラースケートリンクがある。
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屋上にスペースシップが
降り立ったようなマリーナベイサンズ
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ArtScience Museumは蓮池があり、
蓮の花のようにも見える
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マリーナベイサンズ前の
ウッドデッキを走ったり、柵にぶら提がって遊ぶ
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長い手を不器用に伸ばし、
黄色いTシャツの女の子♪なローラースケートパーク

最後に

2度目のシンガポールは、BGMがいつもKaty Perryだったのもあり(!?)いつもよりアッパー。もしかすると、5年前より街全体がイケイケムードだったからかもしれません。子どもと私で海外旅行に行きたいと言ったら、「本当はショッピングがしたいだけなんじゃないの?」と突っ込まれそう?だったら、この旅の教育的な意味合いを強調して旦那さまを説得して。シンガポールは、さまざまな人種のるつぼ。マサラムーヴィーさながら、インド人が行き交うストリートもあれば、見た目だけでは何人か特定できないハイブリッドな子も沢山います。日本もこれから国際化が進めば、子どもたちは、色んな肌の色の人と分け隔てなく付き合う時代になるでしょう。そんな将来のため、シンガポールに予習しに行くと言えば、旦那さまもきっとNOとは言わないはず!
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ターミナル2の遊具で、
最後のひと遊び。
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VIVO CITY 2階のゴーカート。
また遊びに来たい!
Special thanks to Tomomi, Toru and Reiko
写真・文 柴田明日香
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