何もかも手作りのこのGreen Communityはスタートしてちょうど2年。農薬や化学肥料に頼らない、出来る限り自然農に近い形での野菜作りを基本に、ここに集まる人たちのコミュニティ作りの役割を担えればと、熊澤氏は会員制の畑と古民家を改造したギャラリースペースを同時にオープンした。ギャラリーの方は会員以外にも解放されていて、畑で採れた野菜を販売したり、育てた素材を使った食事を提供したりするなどGreen Communityと一般の人たちとのコミュニケーションの場にもなっている。また、ヨガをやる人であればヨガのワークショップを開いたり、自分でデザインしたエプロンや服の展示会を開いたり、と各会員が思い思いに利用することで、結果コミュニケーションの輪が広がっていることが魅力だ。もちろん、会員でなくても利用できるので、ギャラリーのイベントを訪れた人にGreen Communityの活動を知ってもらえるというメリットもある。
ハンモックに揺られての休憩タイムは極楽幸せ時間
手作りのぬくもりがほっこりするクラブハウスの寛ぎスペース(左)と食堂スペース(右)