初夏の味わい、鎌倉の和菓子たち

杵と臼で丁寧に作られた粟大福

粟大福

大正10年創業の長嶋屋は、昔ながらの製法で今なお多くの鎌倉人から愛されている。

鎌倉小町通りの入り口付近右手、風情ある店内には鎌倉石を使った焼き道具が置かれていて、
以前はこの石を使って鎌倉百景などの焼き菓子が作られていたそう。

かつての人気商品であった手焼きの醤油せんべいは、黒柳徹子さんのお母様であるエッセイストの
黒柳朝さんや、女優の真野響子さんがファンだったことでも知られる。

今回紹介する粟大福は、杵と臼で作られていて、
ふわっと柔らかい皮と粟のぷちぷちっとした食感が絶妙だ。
甘味の少ない素朴な味わいがやみつきになること間違いなしの一品。
こしあんとつぶあんがある。

粟大福 一個 158円

長嶋屋

住所:神奈川県鎌倉市小町1-5-8
TEL:0467-22-1369
ホームページ:http://www.e-nagashimaya.com/sweets.html

瑞々しい、麩まんじゅう

麩まんじゅう

由比ガ浜通りを長谷に向かって歩いていくと、白くてかわいらしいのれんが見える。
生麩の専門店「麩帆」だ。
こじんまりとした店先では、精進料理には欠かせない生麩、麩まんじゅう、柏餅などが製造販売されている。

季節の生麩と共に人気のメニューが、優しく素朴な味わいの麩まんじゅう。
吟味された材料から作りだされる麩まんじゅうは、柔らかくもっちりとした食感の麩と、上質な甘さのこしあんが味わい深い。

涼しげな様子もこれからの季節にぴったり。

麩まんじゅう 一個170円

麩帆

住所:神奈川県鎌倉市長谷1-7-7
TEL:0467-24-2922
営業時間:10:00から
月曜定休

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