<和×フレンチ>ヴァレリーの料理教室(1/3)

フランス人のヴァレリーが主催するベジタリアン料理教室が話題を呼んでいます。
8年前に来日して以来、数人の師匠のもとで精進料理の 基礎を学んだヴァレリー。
和テイストを盛り込んだフランス家庭料理は、はたしてどんなお味?

いい野菜は、ココロの栄養?

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8年前、ヴァレリーは、映画の仕事をするため来日しました。
当時は仕事に夢中で、とても健康な食生活に気をとめるどころではなかったそうです。
そんな時にヴァレリーは座禅に出会いました。彼女を精進料理に目覚めさせたのは、禅の教えからだったのです。

昨年、ヴァレリーは鎌倉に引っ越してきました。
その理由を尋ねると、「レンバイがあるから」。
「レンバイ」というのは、鎌倉市農協連即売所のことで、30〜40 の農家が自家栽培した野菜を売るファーマーズマーケットです。
今や東京や湘南エリアの名店のシェフたちが、前日か当日に収穫されたばかりの野 菜を買いつけに来ることが話題を呼び、観光スポットとしても注目されています。プロが買い付けた後、ヴァレリーのように料理教室を開く人や、地元主婦たちがやってきます。
作り手と買い手が情報交換をする様子は、真剣そのもので、また楽しげでもあります。
ヴァレリーは市場が大好きです。なぜなら、野菜を作っている人、野菜の向こうにつながっている自然という世界が見えるからです。



「いい野菜はココロの栄養」というのがヴァレリーの信条。ヴァレリーのお料理が、次ページにいよいよ登場!!?
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