トラディショナルなフランス料理を、地元の食材でカジュアルに
2016.04.01
逗子駅から徒歩2分、カジュアルフレンチワインバー「バレル」は、トラディショナルなフレンチをベースとしたお料理と豊富な種類のグラスワインがいただける、逗子の食通たちに人気のお店です。
オープンは2013年4月末。それまで都内の某有名店で料理長として腕をふるっていたシェフの吉田さんは、より環境の良い場所で料理をしたいと考え、逗子にお店を持ったそうです。
オープンは2013年4月末。それまで都内の某有名店で料理長として腕をふるっていたシェフの吉田さんは、より環境の良い場所で料理をしたいと考え、逗子にお店を持ったそうです。
幼い頃の記憶が料理の道へと
フレンチやイタリアンのシェフとして今年で20年目というオーナー兼シェフの吉田さん。幼い頃、料理好きのお母さまが焼いてくれていたシューの香りが、今でも忘れられないと言います。
吉田さんの手から生み出される料理は、古典的な料理をベースにアレンジしたもの。どれも食べる人を唸らせる逸品ばかりです。
吉田さんの手から生み出される料理は、古典的な料理をベースにアレンジしたもの。どれも食べる人を唸らせる逸品ばかりです。

「突拍子もない料理はしません。基本的には、向こう(フランス)の方が食べたときに自国の料理だなと思ってもらえるような料理をお出ししています。例えば、ブイヤベースだったり、ジャガイモのピューレだったり、フランスで普通に出てくる料理がメインです」
と、おっしゃる吉田さんですが、食材へのこだわりは人一倍。お店で出す魚をご自身で釣ったり、オリジナルワインを作ったりと、実はただ者ではありません。
契約農家さんから直接仕入れる鎌倉野菜、佐島、三崎、腰越で水揚げされた鮮魚、なかなかお目にかかることのないジビエなどを使い、シンプルな料理がゆえの、ハイクオリティな素材の味を堪能できる料理が並びます。
と、おっしゃる吉田さんですが、食材へのこだわりは人一倍。お店で出す魚をご自身で釣ったり、オリジナルワインを作ったりと、実はただ者ではありません。
契約農家さんから直接仕入れる鎌倉野菜、佐島、三崎、腰越で水揚げされた鮮魚、なかなかお目にかかることのないジビエなどを使い、シンプルな料理がゆえの、ハイクオリティな素材の味を堪能できる料理が並びます。

「これまでの経験をもとに、食べたこと、触ったことのある食材を想像し、合わせたことのない食材の組み合わせを考えていますね。経験という名の引き出しのなかでアレンジし、メニューを考えます」

豊富な種類のグラスワインを目当てにいらっしゃるお客さんも多いそうですが、なかでも吉田さんのおすすめはロゼワイン。夜のメニューはどれもワインがすすむ料理ばかりです。吉田さんの料理に魅了され、訪れる方も後を絶ちません。

お昼からワインが飲みたくなる豪華過ぎるランチメニュー
平日火曜から金曜はランチタイムも営業。“逗子でもっともコストパフォーマンスの良いフレンチランチ”を自負されるだけあり、前菜2種、主菜、自家製パン、ドリンク、デザートが付いて1500円という価格は驚きです。お昼から本格的なフレンチをこれほどリーズナブルに楽しむことができるお店はなかなかありません。もちろんワインを頂くことも可能です!
「ランチタイムでもお客さまに満足していただきたい、その想いで営業しています。お昼からワインが飲みたくなる、そんなメニューが多いですね(笑)」
「ランチタイムでもお客さまに満足していただきたい、その想いで営業しています。お昼からワインが飲みたくなる、そんなメニューが多いですね(笑)」

ディナータイムはシェフとの会話を楽しみつつ、グランドメニューとその日のメニューから決めるのがおすすめ。
ひとつひとつのポーションが大きく、2名で食べてちょうど良い量ですから、家族や友だちなど複数で訪れるとより堪能できるかもしれません。
これからの季節のおすすめは、旬を迎える生シラスや釜揚げ、北海道産のホワイトアスパラなどを使ったメニューだそう。
ひとつひとつのポーションが大きく、2名で食べてちょうど良い量ですから、家族や友だちなど複数で訪れるとより堪能できるかもしれません。
これからの季節のおすすめは、旬を迎える生シラスや釜揚げ、北海道産のホワイトアスパラなどを使ったメニューだそう。
プライベートレッスンもOK!オリジナリティ溢れる料理教室
特筆すべきは、シェフから直々に教わる料理教室。フレンチをベースとしてイタリアン、中華など、参加者のリクエストにかなり応じてくださるそうです。年末にはおせち料理教室も開催したとか。
「近所のスーパーなどで手軽に揃えられる食材を使い、自宅にある道具で簡単に作ることができなければ、料理教室をする意味がありません。料理教室の参加者は、一緒に作業して頂いても見ているだけでも、もちろんワインを飲んでもオッケー。飲みながら参加できる料理教室、かなり盛り上がりますよ」
「近所のスーパーなどで手軽に揃えられる食材を使い、自宅にある道具で簡単に作ることができなければ、料理教室をする意味がありません。料理教室の参加者は、一緒に作業して頂いても見ているだけでも、もちろんワインを飲んでもオッケー。飲みながら参加できる料理教室、かなり盛り上がりますよ」

もともと、カウンターで調理をしている際に手元を見られるのが苦手だったという吉田さん。ところがある時、お客さんからの一言で考え方が変わったそうです。
「ちょっとした失敗をしてリカバリーしたところを目の前で見ていたお客さんから『あっ、そういう風に修正するんだ!』と感心されたんです。そのとき失敗は役に立つのだと思い、ならば手の内をすべて見せ、たくさんの人にできるようになってもらいたいと思うようになりました」
「ちょっとした失敗をしてリカバリーしたところを目の前で見ていたお客さんから『あっ、そういう風に修正するんだ!』と感心されたんです。そのとき失敗は役に立つのだと思い、ならば手の内をすべて見せ、たくさんの人にできるようになってもらいたいと思うようになりました」

料理教室の参加者は初級者から上級者まで幅広く、それぞれのレベルに合わせた内容で構成しているそう。人数が集まれば貸し切り料理教室もできるとか。夫婦や男性だけの参加もあり、料理を通した楽しいコミュニケーションの場となっています。
今後は、親子で参加できる料理教室なども開催予定。また毎年秋ごろには、料理教室のメンバーと共に訪れるフランスツアーも開催しており、今年も予定しているそうです。
「これからの展望としては、南仏を彷彿とさせるような海を眺められる場所にお店を構えられたら良いですね。自分が携わったオリジナルワインに合う料理を新鮮な食材で作ったり、加工のできる工房も作れたら最高です」
堅苦しいフランス料理ではなく、作る人と食べる人が自然と笑顔になるようなカジュアルなフレンチを堪能できる「バレル」。きっと、料理の新たなマリアージュに出合えるのではないでしょうか。
取材・テキスト/ asami
今後は、親子で参加できる料理教室なども開催予定。また毎年秋ごろには、料理教室のメンバーと共に訪れるフランスツアーも開催しており、今年も予定しているそうです。
「これからの展望としては、南仏を彷彿とさせるような海を眺められる場所にお店を構えられたら良いですね。自分が携わったオリジナルワインに合う料理を新鮮な食材で作ったり、加工のできる工房も作れたら最高です」
堅苦しいフランス料理ではなく、作る人と食べる人が自然と笑顔になるようなカジュアルなフレンチを堪能できる「バレル」。きっと、料理の新たなマリアージュに出合えるのではないでしょうか。
取材・テキスト/ asami
[barrel]
住所:逗子市逗子1-6-27ピアーズビル2F
電話:046-874-5114
営業時間:ランチタイム11時-14時(火曜から金曜)/ディナータイム 18時-24時
ホームページ:http://winebar-barrel.com/top
[料理教室]
開催時間:12時-16時半(応相談)
参加費:5,000円(食事、ドリンク込み)
持ち物:エプロン、筆記用具
定員:2-14名
キャセル規定:前日までは無料、当日キャンセルは3,000円
※2名より開催。
申し込み・問い合せ:info@winebar-barrel.com
住所:逗子市逗子1-6-27ピアーズビル2F
電話:046-874-5114
営業時間:ランチタイム11時-14時(火曜から金曜)/ディナータイム 18時-24時
ホームページ:http://winebar-barrel.com/top
[料理教室]
開催時間:12時-16時半(応相談)
参加費:5,000円(食事、ドリンク込み)
持ち物:エプロン、筆記用具
定員:2-14名
キャセル規定:前日までは無料、当日キャンセルは3,000円
※2名より開催。
申し込み・問い合せ:info@winebar-barrel.com