鎌倉くらすらいふ 第10回 勝見早苗さんのClass Lifeな暮らし（2/2）

今まで旅した国で、早苗さんが好きなのは、メキシコ。「器や雑貨など、チープな色と感じがとても愛嬌があって可愛らしいんです。器はまとめてたくさん買ってきます」。

早苗さんは料理教室のメニューをあまり前もって決めません。「たとえば、じゃがいもがたくさんとれたら、じゃがいもを美味しくたっぷり食べられる料理を考えます。畑と相談しながら」。食材の新鮮さを大事にしている彼女らしい考えです。ご主人と丹精こめてつくられる野菜やハーブの数々はいきいきと、食卓に並ぶのを待っています。

早苗さんはケータリングも手がけています。鎌倉では「西御門サローネ」などで、彼女の料理が楽しまれています。

様々なテイストの食器をセンスよくアレンジしている早苗さんですが、最近は骨董の和食器にまた興味が戻ってきたといいます。「一度全部人にあげたりして処分してしまったのですが、また最近、和食器が気になりだして揃えています。サンフランシスコのケータリングで、和食器をとても上手に使っていたのを見て感化されました」。鎌倉は骨董の宝庫。まだまだ集めがいがありそうです。

「いろんなことをやってきたけれど、今は料理を教えるのが一番楽しいですね」。集まる人たちの笑顔もあふれる料理教室は、粉物(パンなど)、メイン、デザートが一度に学べるとあって大人気。問い合わせは0467-25-2783へ。

★今回の勝見早苗さんの料理レシピはFOODに掲載されています。