心のままにつくりながら住む、 森に守られた葉山の暮らし。
緑と海が隣り合ってすぐそばにある。葉山の暮らしは、それが醍醐味とも言えるでしょう。
小川さんご家族の家は、真っ白なキャンバスのような建物に色とりどりの愛情が描かれているよう。
子どもたちの成長、暮らしぶりとともにウチもソトも一緒に変わっていくことはとても自然なことなのです。
小川さんご家族の家は、真っ白なキャンバスのような建物に色とりどりの愛情が描かれているよう。
子どもたちの成長、暮らしぶりとともにウチもソトも一緒に変わっていくことはとても自然なことなのです。
緑に囲まれた、白い箱のような美しい家。
300坪の敷地にゆったりと建てられた平屋には、どこからも光が差し込みます。
著名なアーティストのスタイリングやCMなどを手がける、小川恭平さん、奥様の幹子さんのご自宅は、静かな葉山の自然に囲まれています。
「ちょうど家を買おうというタイミングで、最初は東京で探していたんです。でも理想の物件がなかなかない。2年探してもなかった。そんなとき、もともと葉山に住んでいる友達から連絡があり、ある日突然、『そうだ、葉山も見てみよう』と思い立ちました。それで不動産屋さんを紹介してもらい、飛び込みました」
「実は中古物件を探していたのですが、この土地と出会い、新築しようとすぐ決めました」
こだわりは「平屋建てにしたい」でした。
「ここはとにかく広かったし、南側に庭が作れる。玄関は北ですが、明るいでしょう」
確かにどこからも日が差し込むような印象。そして扉を開けて入ると、中の壁も真っ白。
「漆喰にもこだわりました。でも子どもたちの手形がどんどんついてしまうから、ちょっと後悔しています(笑)」
とはいえ、まだ小さい3人の子どもたちの愛らしい手形すら、アートに見えてきます。
色彩が溢れる空間
今の子どもたちの状況に合わせ、大柄で発色のいいチュニジアのキリム、家具を揃えました。
「今はこんなハッピーな色合いがいいと思うから」
子どもたちはダンボールでできたキッチンで遊んだり、絵を描いたり。この家のアートの一部を遊びながら担っている様子。
「もっと大きくなったら、部屋の色とか、テーマにすることとかもきっと変わっていくと思いますね」
今はキッチンも、見せながら収納しているお皿の一枚一枚も、見ているだけでハッピーになるような色ばかり。子どもの成長を静かに見守る小川さんご夫婦のやさしい眼差しがいつも感じられる部屋。子どもたちも素直にすくすく成長しています。
奥様の幹子さんは、鎌倉生まれの横浜育ち。
「だから、東京での暮らしよりも、ここ葉山での暮らしのほうが気持ちには近いんです」
ご主人と「美しい」と思う感性も一致していて、注文をしたことはキッチンについてだけだったそう。
「今、オープン・キッチンとかアイランド・キッチンがはやっているじゃないですか。でも私は対面とかじゃなくて、普通に壁や窓に向いて料理をつくりたいな、とお願いしました。料理しているときの真剣過ぎる顔を見られたくないでしょう(笑)」
奥様の幹子さんは、鎌倉生まれの横浜育ち。
「だから、東京での暮らしよりも、ここ葉山での暮らしのほうが気持ちには近いんです」
ご主人と「美しい」と思う感性も一致していて、注文をしたことはキッチンについてだけだったそう。
「今、オープン・キッチンとかアイランド・キッチンがはやっているじゃないですか。でも私は対面とかじゃなくて、普通に壁や窓に向いて料理をつくりたいな、とお願いしました。料理しているときの真剣過ぎる顔を見られたくないでしょう(笑)」