メニューはタルティーヌがメイン
「散歩の先に」というコンセプトがある、ふと出会うカフェ。カフェトロワは、金曜日は予約制で不定休、土曜日はオープンしています。
「すべてを発注するのは大変だし、人数も読めないから、パンは自分で焼いています。ストウブ鍋を使って、オーブンで。あまり手間もかからず、そこそこのパンが焼けるので、これでタルティーヌを作ることが多いですね」。
もともと、お嬢さんがパリに留学していたときに遊びにいった東川さんは、地元のタルティーヌ屋さんに大感激。それをきっかけに研究するようになったそう。
「今日はひよこ豆のディップを敷いて、アボカドと鶏ささみのハム、チーズを載せてオーブンで焼きました。枝豆の冷たいポタージュ、ナッツたっぷりのドレッシングをかけたグリーンサラダとともに、召し上がれ」。
「すべてを発注するのは大変だし、人数も読めないから、パンは自分で焼いています。ストウブ鍋を使って、オーブンで。あまり手間もかからず、そこそこのパンが焼けるので、これでタルティーヌを作ることが多いですね」。
もともと、お嬢さんがパリに留学していたときに遊びにいった東川さんは、地元のタルティーヌ屋さんに大感激。それをきっかけに研究するようになったそう。
「今日はひよこ豆のディップを敷いて、アボカドと鶏ささみのハム、チーズを載せてオーブンで焼きました。枝豆の冷たいポタージュ、ナッツたっぷりのドレッシングをかけたグリーンサラダとともに、召し上がれ」。
寿雀卵のロールケーキは黄色がビビッドに
デザートにはもちろん、田中さんのケーキが登場します。
「スポンジにもカスタードクリームにも、寿雀卵、という、伊勢原の卵を使っています。黄身の部分がオレンジ色で、火を通してもこんなに黄色がビビッドなんですよ」。
スポンジはとろけるように柔らかく、やさしい甘み。カスタードクリームも、まろやかかつ濃厚で、ミルクの味が引き立っています。ひと口食べれば、幸せ、と思わず口の端からもれてしまうような。
1枚ずつ手描きのランチョンマットや、テーブルクロスは、東川さんが30代からの長い友人である画家・大井孝子さんによるもの。壁にも大井さん作のタペストリーがあります。
「スポンジにもカスタードクリームにも、寿雀卵、という、伊勢原の卵を使っています。黄身の部分がオレンジ色で、火を通してもこんなに黄色がビビッドなんですよ」。
スポンジはとろけるように柔らかく、やさしい甘み。カスタードクリームも、まろやかかつ濃厚で、ミルクの味が引き立っています。ひと口食べれば、幸せ、と思わず口の端からもれてしまうような。
1枚ずつ手描きのランチョンマットや、テーブルクロスは、東川さんが30代からの長い友人である画家・大井孝子さんによるもの。壁にも大井さん作のタペストリーがあります。
「ここにこんなのが欲しいわね、と言うと、うんうん、っていう感じで欲しいものを描いてくれる人。明日は、孫もお絵描きを習いにいくんですよ」
元気になれる色。幸せになれる色。自由になれる色。大井さんの絵はそんな色たちに満ちています。
自分でも焼くけれど、食卓で使う器はプロのもの
東川さんは自分でも陶芸をされますが、食卓で使うものはプロのものだそうです。
「鷹尾葉子さんのものが多いですね。自分のものは、頼まれて寄せ植えの鉢を焼いたり。遊ぶものなんですよ」。
ひとつずつに愛着があり、ひとつずつに「つくる面白さ」が潜んでいる、東川さんの暮らし。友人たちとのコラボレーションで、その暮らしはさらに豊かに、さらに彩りあふれるものになっているのです。
「鷹尾葉子さんのものが多いですね。自分のものは、頼まれて寄せ植えの鉢を焼いたり。遊ぶものなんですよ」。
ひとつずつに愛着があり、ひとつずつに「つくる面白さ」が潜んでいる、東川さんの暮らし。友人たちとのコラボレーションで、その暮らしはさらに豊かに、さらに彩りあふれるものになっているのです。
パティスリーRのケーキが食べられる店
田中玲子さんの工房「パティスリーR」のケーキは、小町にあるカフェ・エチカ、
大塔宮のアトリエ・キカ、由比ヶ浜通りにあるSong book cafeなどでも食べることができる。
大塔宮のアトリエ・キカ、由比ヶ浜通りにあるSong book cafeなどでも食べることができる。