鎌倉くらすらいふ 第43回 田熊ゆいさんのClass Lifeな暮らし
2017.05.31
高台から谷間の緑が見下ろせる木の香りの家。自然なライフスタイルと美を提案し続ける田熊ゆいさんは、ここでご主人のおかあさま、おにいさま一家、自分たちの一家と三世帯で暮らしています。緑の風が笑顔にそよぎます。
もともとは一軒家の隣どうしだったけれど
田熊さんたちの家族が3世帯でひとつの家を建てたのは9年前。高低差を利用し、センスよく建てられた木の家は横に長く、ゆいさんの一家の隣にご主人のおかあさまの世帯、上におにいさまの世帯があります。
「みんな、部屋の奥とデッキ、どこかでつながっています。もともと一軒家の隣どうしを借りたりしていたのですが。主人たち兄弟は双子のようで、とても仲がいいんです。家を建てるときは、義兄が土地探しも銀行とのやりとりもやってくれて、さすが長男だなあと思いました。設計も建てるのもほとんど二人でやってくれました」
「みんな、部屋の奥とデッキ、どこかでつながっています。もともと一軒家の隣どうしを借りたりしていたのですが。主人たち兄弟は双子のようで、とても仲がいいんです。家を建てるときは、義兄が土地探しも銀行とのやりとりもやってくれて、さすが長男だなあと思いました。設計も建てるのもほとんど二人でやってくれました」
桜の大木はそのままに
入り口にある大きな桜の木は、そのまま残しました。これがあることで、どこかツリーハウスのような楽しい印象が残ります。
「鎌倉で家を建てるには、いろんなルールがあります。緑も何パーセント残さなければならないとか。それもあって、桜は毛虫がすごいけど、残しました。虫は嫌いだけれど、緑には守られている感じがします。海も大好きだけれど、だんだん、山の良さがわかってきました」
「鎌倉で家を建てるには、いろんなルールがあります。緑も何パーセント残さなければならないとか。それもあって、桜は毛虫がすごいけど、残しました。虫は嫌いだけれど、緑には守られている感じがします。海も大好きだけれど、だんだん、山の良さがわかってきました」
家族のアートでできた玄関
玄関の石のタイルは、おにいさまが設計、施工を担当されたそう。玄関に飾られている絵は、
ゆいさんのおとうさま、田熊順さんが描かれたもの。
「なんだかサラリーマンには向いていない人ばかりですね(笑)」
ご主人もプロ・サーファーであり役者や映像制作も手がける人。アーティストばかりです。
ゆいさんのおとうさま、田熊順さんが描かれたもの。
「なんだかサラリーマンには向いていない人ばかりですね(笑)」
ご主人もプロ・サーファーであり役者や映像制作も手がける人。アーティストばかりです。
まるでいつも屋外にいるような爽やかリビング
リビングルームは、広々したウッドデッキに面していて、その向こうはすーっと抜けた大空と、谷間の森のような緑が広がります。
「台風の風の影響も意外になくて、気持ちがいいですね。ここに住んで、私もどんどん健康で自然な美を追求するようになりました。フィジカルだけではない、メンタルを含めての健康が大事だなと」
すべてをオーガニックにするなど、突き詰めすぎるのは不健康。でも二人の息子さんもいるので、食べることを大事にしています。
「台風の風の影響も意外になくて、気持ちがいいですね。ここに住んで、私もどんどん健康で自然な美を追求するようになりました。フィジカルだけではない、メンタルを含めての健康が大事だなと」
すべてをオーガニックにするなど、突き詰めすぎるのは不健康。でも二人の息子さんもいるので、食べることを大事にしています。
奄美大島に波乗り小屋を
ご主人がプロ・サーファーということもあり、ゆいさんの一家は奄美大島に「波乗り小屋」と呼ぶ別荘をもっています。
「子どもたちが長期の休みの時期は2週間ぐらい一緒に行きます。庭に島バナナやパパイヤが植えてあるので、それを収穫のするのも楽しみです」
リビングの壁にある十字架のオブジェは、世界中の海を旅するご主人がバリ島で買ってこられたものだとか。
「子どもたちが長期の休みの時期は2週間ぐらい一緒に行きます。庭に島バナナやパパイヤが植えてあるので、それを収穫のするのも楽しみです」
リビングの壁にある十字架のオブジェは、世界中の海を旅するご主人がバリ島で買ってこられたものだとか。
「湘南ヘルシスタ」を自ら主宰
BRISAでも注目していたゆいさんの美の提案力。ゆいさんを中心に湘南に住むヘルシー女史「湘南ヘルシスタ」たちと、マガジン“湘南HEALTHISTAs”を創刊。
マガジンやイベントで、湘南から様々な美の情報を発信しています。
「HEALTHISTAsというライフスタイルマガジンを作り、衣食住にまつわる美のおすすめグッズを紹介したり、インスタグラムで発信したりしています」
何かひとつからでも取り入れたくなる情報の数々。「Seasaide Flow style」と名付けられた衣食住のスタイルは、内面からナチュラルでヘルシーで美しく、というコンセプトを具体的に知ることができます。
撮影 / 斉藤有美
取材・文 / 森 綾
コーディネート / 森 幸映
衣装 : withher
イヤリング : Gas Bijoux